「朝活を始めようと思ったけど思い立っただけで実践できなかった・・・」
「仕事前にカフェで勉強したかったけど3日も続かなかった・・・」
そんな体験をして「ひとり朝活」や「仕事前のカフェ勉強」に対して「敷居が高い!」と感じている人も少なくないことでしょう。
実は、「ひとり朝活」や「カフェ勉強」を楽しく継続するのはそう難しいことではありません。
ただ、楽しく続けられる朝活のためにはいくつか「必要なこと」があります。
いくつかの必須項目さえクリアすれば、朝活や勉強を継続し、自信をつけて資格試験合格やスキルアップを成功させられます。
今回は、『ひとり朝活やカフェでの勉強を成功させるための全知識』を、一挙公開していきます。
目次
目標を決める
まずは目標を決めること。
ひとり朝活を成功させるために、目標設定は最重要事項であり最優先事項です。
目標と一口に言っても、「資格のための勉強をする」とか「仕事までの時間をカフェで有効活用する」といった目標設定をしてしまうと逆効果です。
抽象的で、ひとり朝活やカフェでの勉強を失敗させる原因になってしまうので注意しましょう。
どのように目標設定をすればひとり朝活やカフェ勉強を継続し成功させることができるのでしょうか。
求められる逆算思考 → 「逆算」を活用せよ!
「ひとりで朝活をしよう」「仕事前にカフェで勉強しよう」・・・そう考えるとき、すでに勉強のための道具や心構えはある程度準備できていると思います。
勉強のための道具や心構えを、「逆算」していくことが「目標設定」のキーポイントです。
勉強のための道具について考えてみましょう。
資格試験やスキルアップのための参考書や問題集など、すでにいくつか手元に持っていることと思います。
参考書や問題集を、「いつまでに解くか」「どんなふうに解くか」「1日に何ページ進めれば良いか」などを、試験日や勉強を達成したい日から今日までの期間で「逆算」します。
「逆算」の例
例えば、試験日が9月1日で今日が4月1日だとします。
試験日まで、ちょうど5ヶ月あります。
そうしたら、まずどの問題集から取り掛かり、いつまでに解き終えるか(あるいは何周解き終えるか)を逆算します。
「1周目は参考書を見ながら、2周目は本番のつもりで解こう」と考える人もいれば、
「とりあえず1周解いて、別の問題集で確認し、さらに2つの問題集で間違えた問題を解き直そう」と考える人もいるでしょう。
このくらい具体的に、勉強方法も含めて目標設定しておくと、勉強へのモチベーションも上がります。
また、期限を設定することで適度なプレッシャーもかかり毎日勉強に取り掛かりやすくなります。
期限は決まっているか → 期限やテーマは決まっているか
中には、特に期限を設けず「とにかく朝の時間を有効活用したい」という人もいるでしょう。
しかし、期限を設定しないと人は動き出しづらいものですし、動き出しても継続が難しくなりがちです。
朝活やカフェ勉強で「しようと思っていること」をまずリストアップしましょう。
朝、取り組むべき「テーマ」を決めるのです。
いろんなことがリストに書かれるでしょう。
その中から、「一番したいこと」あるいは「今の自分に一番必要だと思われること」を、朝、カフェで取り組んでいきましょう。
例えば、「知識をつけるために本を読む」と決めた場合。
さらに具体的な目標設定をしていきましょう。
実際に本を買い、「この本を読もう」と決意しましょう。
そして、期限を決めて、いつまでに読み終えるかを「逆算」しましょう。
ただ、本の場合は味わって読み進めたい人もいるでしょういから、とりあえず「1日10ページ」「1日1章」と決めて、そのペースだと何日で読み終わるのかを計算をしても良いでしょう。期限設定の「逆・逆算」ですね。
当日の朝に「今日は何をするか」を決めるようでは、絶対に続かない
これまで書かせていただいた内容ですでにお気づきの方もおられるでしょうが、「今日の朝活で何をするか」を当日の朝に考えるようでは、絶対にひとり朝活は継続できません。
あえて「絶対」と書きましたが、朝活は「目標・期限・手段」がはっきり決まっていればそんなに継続が難しい行動ではないのです。
しかし、「目標・期限・手段」が決まっていないと、急にハードルがガン上がりするものなのです。
朝、カフェ勉強に間に合うように起きられたとしても「今日は何をしようかな」と布団の中で考えているうちに、二度寝してしまうのです。
カフェに着いたとしても、「今日は何をしようかな」と考えながらコーヒーをすすっているうちに、あっという間に仕事に行く時間が来てしまうのです。
朝活のメカニズムを理解しよう。
「毎日何をするか」かがすでに決まっているからこそ、朝、カフェに行こうと思える。
朝、カフェに到着した途端に、すべきことに取り組める。
朝活とはそういうメカニズムで成り立っているのです。
アスリート的思考と行動力を身につけよう
毎日、すべきことが決まっていないと、漠然と想像をめぐらす時間ができてしまいます。
その想像がうまく働けば良いですが、残念ながら怠惰の方向へ流れやすいものです。
朝活は仕事前に脳も体も動かす必要があります。
しっかりスケジューリングされ適度にストイックなアスリート的思考とアスリート的行動力が必須なのです。
まずは週に一回ではなく、平日は毎日にチャレンジする
「朝活は毎日だときついから、とりあえず週に1回から始めよう」と考える人が非常に多いです。
しかし、実はこのタイプの人が一番、朝活やカフェ勉強の継続に不向きです。
朝活を続けたいなら、「平日は毎日、朝活に取り組むこと」にチャレンジしてください。
継続するということは、習慣化するということです。
最も習慣化しやすい行動パターンを考える
最も習慣化しやすい行動は、毎日決まった時間に目標を持ってする行動です。
例えば、ほとんどの人が毎日食後に歯磨きをします。
これは、食後に「虫歯にならないようにする」「口臭を防ぐ」といった目標が行動の習慣化を自然と生み出しているのです。
こう考えると、週に1回の朝活は習慣化しづらいことがおわかりいただけると思います。
場所を決める
朝活やカフェ勉強を継続するためには場所選びも非常に大切です。
朝活に最適なカフェとはどのような場所なのか、ご説明します。
朝活に最適なカフェとは?
朝活に最適なカフェとは・・・ズバリ! 職場に近いカフェです。
職場に近ければ、他は自分の好きな条件を付け足して構いません。
完全禁煙、テーブルとテーブルの感覚が広い、ノンカフェインドリンクがある・・・などなど、嗜好や条件に応じて選びましょう。
逆に言えば、職場に近ければどんな場所でもOKです。
絶対に職場に近いカフェにする理由
朝活のためのカフェ選び。
なぜ「職場に近い」が絶対条件なのでしょうか。
それにはおおきくわけてみっつの理由があります。
始業時間ギリギリまで勉強できる!
まず、職場の近くならば始業時間ギリギリまで勉強できます。
自宅のそばのカフェだと、勉強後、駅まで移動する→電車に乗る→会社まで移動する、という3つのタスクが必須になります。
勉強の後、3つのタスクをこなさなければならないとなると、自然と勉強に集中しづらくなります。
駅までかかる時間、電車の時間、会社までにかかる時間・・・いくつもの時間が気になり、勉強に没頭することが難しくなるでしょう。
職場の近くまで行っていれば、あとは会社まで歩くだけ。
頭がごちゃごちゃせずに、集中して勉強しやすくなります。
高い意欲を仕事にも活かせる!
始業時間ギリギリまで勉強することによって、高まった意欲をそのまま仕事に活かせるというメリットもあります。
ひとり朝活やカフェ勉強を正しい方法で続けていると、会社でも「なんか最近変わったね」「いきいきしてるね」と言われることが多くなるでしょう。
朝活で、社内でのスキルアップや昇任試験合格を目標にしている人にとっては、昇進・出世に良い影響を与えることもおおいにあるでしょう。
満員電車を避けられる
職場の近くのカフェで朝活をするということは、通常の通勤よりも早い電車に乗ることになるでしょう。
すると必然的に車内は空いています。
満員電車は乗っているだけで体力や精神力をそがれるもの。
朝早い時間の電車で出かけることがリフレッシュになり、快適な朝活時間、快適な仕事時間を過ごすコア要因になります。
電車に乗っている時間は何する?
さて、満員電車でなく空いている電車で移動できるとなったら、電車に乗っている時間は何をしたら良いでしょうか。
電車内でも、勉強することをお勧めします。
カフェに着いてからの本格的な勉強に備え、脳のウォーミングアップをするのです。
ウォーミングアップですから、あまり複雑な勉強はする必要ありません。
例えば英語を勉強している人なら単語帳を開く、資格試験合格を目指す人ならスマホ等で合格者体験談を読む・・・等が良いでしょう。
カフェへの移動中の車内は、さらにやる気を出すための準備段階と考えましょう。
時間を決める
何時から何時まで、とハッキリ時間を決めておくのも朝活・カフェ勉継続に欠かせない条件です。
時間をハッキリ決めることで、無意識にモチベーションが高まり勉強に集中しやすくなります。
これは、さきほどご説明した「習慣化」理論に通じます。
電車の時間もしっかりおさえる
勉強時間と同様に、電車の時間もしっかり押さえておきましょう。
行き当たりばったりの電車に乗るのでなく、「○時○分の電車に乗る」と決めてしまいましょう。
これも、決まった時間に同じことをする・・・「習慣化」理論につながりますね。
あると便利なグッズ
「これ、意外と役立つ!」「これがこんなに重宝すると思わなかった!」・・・そんな、朝活・カフェ勉には欠かせない、便利グッズをご紹介します。
耳せん
カフェのざわめきが落ち着く、という人もいますが、日によっては賑やかなお客さんがいたり体調や気分によって妙に店内の音が気になったりすることもあるでしょう。
そんなときに役立つのが「耳せん」。
つけはじめは少々こもった感じがして違和感があるかもしれませんが、つけ慣れると「こんなに快適なものがあったのか・・・!」と思えるほどのお役立ちグッズです。
最近はいろんな種類の耳せんがありますので、自分に合ったものを選びましょう。
自分だけの勉強タイムを確保できるでしょう。
ちなみに当方はぎゅっとねじって縮めて徐々に膨らんで来る柔らかい素材の耳せんがお気に入りです。
ストップウォッチ
勉強をしようと思っていても、少しダレるとついつい見てしまうもの・・・それがスマホです。
スマホは本当に勉強の大敵です。
ちょっと気分転換・・・と思って見てしまうとすぐに10分20分経ってしまいます。
スマホの魔力から逃れるために、スマホを「ストップウォッチ」として使いましょう。
スマホの時計機能のストップウォッチを作動させ、「勉強時間中はスマホはストップウォッチとしてしか使わない!」と意志を強く持ちましょう。
もちろん、ストップウォッチ機能にしなくともスマホの魔力に勝てる人は普通のストップウォッチを用意してもOKです。
ストップウォッチは「○分までにこの問題まで解こう」という指針になりますし、過去問を解いたりするときには必須グッズになります。
その他
以下、そのほかに大事なこと、役立つことを書いていきます。
余計なものはカバンにいれない
カバンの中身はシンプルに。
これ、意外と大事なことです。
勉強しようと思うと、あれもこれも・・・といろんなものをカバンに詰め込んでしまいがちですが、「今日すること」に必要なもの以外は持っていかないようにしましょう。
まだまだ寝ていたい、朝の時間。
ふとした「迷い」が「やる気」を蝕みます。
余計なものがカバンにあるだけで、「こっちから先にやろうかな」「それともこっちから取り組もうかな」・・・すでに5分、10分を無駄にしてしまっています。
朝の貴重な時間を有意義に過ごすためにも、余計なものはカバンに入れないようにしましょう。
寝坊したときはたとえ10分でもカフェに行く
どれだけスケジュールを立てストイックに朝活を続けつつある時にも、
「あっ!寝坊しちゃった!」・・・ということはままあります。
そんなときはどうしたら良いか・・・?
寝坊したときでも、あきらめずに朝活・カフェ勉をしにカフェに行きましょう。
「あきらめなかった」という行動が大事なのです。それだけで自信がつきますし、翌日からのモチベーションに繋がります。
「今日はいいか、明日からまたがんばろう」とのんびりしてしまうと、無意識に自信が損なわれてしまいます。
ちょっとした自信喪失が、翌日の寝坊をも引き起こしてしまいます。
寝坊したときでも、5分でも10分でもいいのでカフェに行きましょう。
以上、『ひとり朝活やカフェでの勉強を成功させるための全知識』でした。
参考にしていただければ幸いです。
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