※The Economistに関する良い記事を見つけたので許可を得て転載・翻訳をしています。
僕はその日のニュースをフォローしてないんだ。新聞を読んだり、テレビを見たり、どんなツイッターもフォローしてないよ。
でも僕は世界で何が起きているのか知りたいんだ、それと同時に身近で起ってることもね。でもその日のニュースはウザいんだ。僕の大事なプロジェクトや生活に於いて時間と注意を奪われるからね。それでいてそんなに必要性がない。
「世界で起こりうる出来事についてちゃんと知っていなきゃ、って言う概念はメディアが作りあげたマーケティング戦略さ。」ってデイブペルも言ってるよ。
本当に重大なニュースはすぐ伝わるよね。だからそれ以外のことは『The Economist』なんだよ。
その日のニュースのサイクルに忙殺されている人には、『The Economist』は新鮮な空気を吸うようだよ。The Economistはロンドンを拠点に置く週刊雑誌で(彼ら自身は新聞だと言ってる)政治、社会、経済、ビジネスと世界中のニュースを網羅しているんだ。節度があって、癖があって、それで型破りなんだよ。
The Economistはその週の最も重要なニュースを分析し、吟味にレポートしてるんだ。「ニュース」が起きてThe Economistがそれを記事にするまでの間に、時が経つから事態も気分も落ち着くよね。
だけど、The Economistにはひとつ大きな欠点があるんだ。毎週読むのはキツいと言うことだよ。文章は歯切れがいいし、魅力的なんだ、ただボリュームが多いんだよ。毎号毎号、90ページで数枚の写真とフォントサイズが9でみっちり書かれてるんだ。
この雑誌は読み遅れないように追いついていくのが必死って評判だよ。僕のお気に入りの雑誌だと紹介すると「本当に読んでるの?」って友人によく聞かれるよ。もちろんさ。
The Economistを毎週読み続けて1月に2年目に入ったよ。
実際、旅行に行ってる間は数週間見逃したけど。だけど僕は『The Economist』が大好きなんだ―その日のニュースを見ていないものとしてはとっても重要だからね。そこでだ、過度の時間を浪費せずにThe Economistを読むことができるプロセスを思いついたんだ。(僕何やってるんだ?)
The Economistを毎週読みこなす為のステップを7つ紹介しようー
- The Economistプリント版を定期購読する。
週始めに自宅に届くよ。それか、近所の本屋に買いに行く習慣をつけるとか、
クラッシックなやり方もあるよね。 - 「The Economistデー」として読む曜日を決める。
僕の場合は火曜日なんだ。通勤やランチタイムに読むことができるから、常にオフィスに行く日、ということでその日に決めたんだ。さあ、『The Economist』をゲットしたら、読む日まで側に置いておこう。
読む日がきたら: - いつもP.10前後にある”The world this week”からめくろう。
この2ページの世界のニュースの概要をゆっくりと念入りに読んで。
このセクションは他の雑誌よりも内容が濃いんだ、だけど世界中の主な出来事をほんの数分で知るという稀なチャンスだよ。
(さらにライターとして言うなら、The Economistはビックトピックを50–70-単語内にまとめる、賞賛するね。) - 次に“Leaders”だ、エコノミストの社説ページだよ。
各「リーダー」は世界の出来事に対する雑誌の見方を1ページにまとめて最新号に載せているんだ。
2015年December 5th 号の記事、“In defence of invaders”ように時々変なニュースが含まれてるけどね。だけどいつもThe Economistの編集委員会は重要なトピックを取り上げているよ。賛同できない記事を見つけたとしても、全く問題ないよー次に読み進めばいい。雑誌の他の部分は普通の記事だからね。 - “The letter” は飛ばそう、でも「面白いやつ」は見よう。
僕は“the letter”読んでないんだ、でも友人のニック・バウムが「面白いもの」が必ずある、って言ってた。彼は正解だよ!最後のレターは間抜けなやつか、おちょくってるんだ。イースターエッグ探しみたいなもんだね。 - 残りはざっくり眺めて、本当に興味があるものだけを読んで。
これは、毎号読むこと義務化せずにすむ秘訣なんだ。始めは全部読まなくちゃいけないって義務に感じてたんだよね。
「結局これは重要なニュースで、僕はこれしか読んでいない。だから全て読んだ方がいいだろう」と思ってた。僕はこの義務に数週間悩んで、今は抜け出したよ。今は本当に魅かれる記事だけ読んでいるよ。その方が楽しいし、もっと価値があるよ。そして、“World this week”と”Leaders”のおかげで、その週のニュースの良い要約をゲットできるんだ。 - 読み終わったら捨てる。
決して部屋にストックしておかないで。ほとんど読み終わった号に時間を使わない。また読むかもしれないと思って「念のため」と古い号をとって置くことはしないで。
名誉の為に、The Economistはただの新聞だよ(彼らがそう言うんだから)。
僕はニュースをフォローするのに利用しているけど、だけどそれに膨大な時間を費やしてはいないよ。事実、The Economistを読むことで、毎日のニュースにわずらわされることなく、僕の人生の重要なことに集中させてくれるから。
この記事は許可を得て転載・翻訳をしています。
[原文]Why I ignore the daily news and read The Economist instead (and how you can too)
[著者]John Zeratsky
[著者のブログ]TIME DORKS
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