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なぜ、あなたの朝活は続かないのか?
「朝活」とは、出社前に早起きをして、勉強や掃除、運動、交流会などをする活動全般を指します。
テレビのニュースやワイドショーで取り上げられたために、大手まとめサイトなどネット媒体でも「朝活」に関する記事が配信される例が目立ってきています。
夜の時間のほうがゆっくり使えそうな気もしますが、「仕事が何時に終わるかわからない」という人が多いのも事実です。
朝なら、仕事の始まる時間が決まっている分、自分のため、交流のために朝活に取り組む人が増えているのです。
一方で、私たちearlybirdが朝活交流会を開催していると「朝活をやってみたけど、なかなか続かなかった」「朝起きるのが辛くなった」「二度寝をしてしまった」といった声も多く聞きます。
1週間も続けばいい方で、中には一念発起した次の日だけしか起きられなかった・・・というケースもあります。
朝活の継続に関する悩みを持つ方々が口々におっしゃるのは「何かを変えなきゃ難しい」「自分を変えないと・・・」という言葉です。
朝活を続けるために自分を変えるにはどうしたらよいのでしょうか。
何を変えていけばよいのでしょうか。
今回は、朝活を3年以上継続して開催してきたearlybirdが、「朝活の継続」「朝活の習慣化」を目的とした「自分を変える方法」をお伝えします。
この3つの方法を意識して自分を変えていくことで、朝活を容易に継続し習慣化することができるはずです。
あなたのより良い朝活のために、参考にしていただければ幸いです。
変わるために必要な3つのこと・・・大前研一氏に学ぶ
「自分を変える方法」に関しては、いろんな人がいろんな名言を残しています。
中でも、大前研一さんの提言は朝活の継続にそのまま活かすことができます。
大前さんは「人間が変わる方法」について以下の3つを挙げています。
- 時間配分を変える
- 住む場所を変える
- つきあう人を変える
変わるためのポイントは、いずれも「外的要因」
ここで注目してほしいのが、「時間配分」「住む場所」「つきあう人」、いずれも「外的要因」だという点です。
「気持ちをしっかり持とう!」とか「モチベーションを維持しよう!」といった精神論は全く必要ないのです。
むしろ、大前さんは、決意を新たにすることが最も無意味だと述べています。
朝活に関してもまったく同じことが言えます。
「絶対に続けよう」とか「明日から必ずがんばろう」と気持ちばかり奮起させるのはむしろ逆効果。
・・・今、ここを読みながら、あるある!と頷いている方も多いのではないでしょうか。
朝活の継続、朝活の習慣化において、自己意識ややる気はまったく関係ありません。
外的な要因、すなわち外部環境を変えるだけで良いのです。
しかも、外部環境はすぐにどうにでもできる物理的なことばかりです。
朝活を続けるのって、意外と簡単だったんだ・・・と感じられると思います。
「朝活習慣化」のために変化させるべき点は「外部環境」
では外部環境を整えていくためには、どうすればいいのでしょうか。
大前さんの挙げていた3つのポイントは、「時間」「場所」「人」に集約されます。
朝活継続のために変えていくべき点も、同様に「時間」「場所」「人」の3つに尽きます。
以下、この3つのポイントについて具体的にご説明していきます。
「朝活習慣化」のために変えるべきポイント①:時間
朝早く起きられるかどうかは、前日の夜の過ごし方にかかっています。
例えば、仕事終わりに仲間達と呑んで帰る。それも楽しい時間のひとつです。
しかし家に着いたのが23時、酔っていたのでいつのまにか寝てしまい、気付いたら朝、すでに出勤5分前!こんなんじゃ朝活なんて出来ない・・・誰にでも経験があることと思います。
また、眠りに入るときに満腹の状態だと、早起きを妨げる要因になります。
食べ物を消化するという事にもエネルギーが使われるので、寝ている時に胃に物があると、まずはそれを消化することにエネルギーが優先的に使われます。
その結果、脳の休息や体力回復に使うエネルギーが少なくなってしまい、疲れが取れないまま朝を迎えてしまいます。
すると、起きるときにだるかったり朝寝坊や二度寝をしたり等、朝活を妨げる要因になってしまいます。
朝活のために早起きする日の前夜は、早めに帰宅するのはもちろん、食事も早め・軽めに済ませることで翌朝すっきりと目覚めることができます。
「朝活習慣化」のために変えるべきポイント②:場所
勉強するとき、家だと集中できない人は意外と多くいらっしゃいます。
学生時代を思い出してみてください。
あなたはいかがでしたか。
朝活が続かないという悩みを持っている人は、どうやらこの「家だと勉強に集中できない」タイプの人が多いようです。
ちょっとした「怠惰への誘惑」を押しのけづらいタイプの人です。
自分の家には誘惑が転がっています。
自宅での朝活として、読書をしようと本を開いたものの、再び眠気が襲えばそのまま再びベッドにもぐりこむこともできます。
なんとなくつけたテレビに見入ってしまうかもしれません。
あなたがそのようなタイプの人だとすれば、自分を責めたり性格について悩む前に、積極的に場所を変えましょう。
落ち着いた雰囲気のカフェ、ファミレスでモーニングをとるのも良し。早めにオフィスに出社してみるのも良いでしょう。
誘惑に邪魔されない、集中できる環境に出て行くのです。
「朝活習慣化」のために変えるべきポイント③:人間関係
ひとりで朝活を続けるのは、どんな人でも難しいことです。
ひとりのほうが気楽で良いですが、相当のモチベーションがないと挫折しやすいのも事実です。
まずは、交流会的な朝活に出かけることをお勧めします。
グループ形式の朝活に参加する人は、前向きで個性の光る人が非常に多いです。
朝活の場に行くだけで、ほかの参加者さんから良質の刺激を受けることができます。
どうしても勉強がしたいという人は、交流会の終わった後で、会社が始まるまでの「すき間時間」に勉強することもできるでしょう。
朝活交流会で明るくなった気持ちで取り組めば、時間は短くても充実した勉強タイムになるはずです。
また、交流会的な朝活で上がったモチベーションを糧に、ひとりでの朝活を再開してみるのも良いでしょう。
そして、もしまたひとりで続けるのがつらくなったら交流会に行く・・・そんなふうに自己流の朝活サイクルを見つけることもできるでしょう。
まとめ:外的環境を上手に利用することで朝活が継続できる!
時間、場所、人・・・
外的環境をいかに上手に利用するかが、朝活を続けるポイントになっていることがわかります。
朝活が続かないと、どうしても自分を責めがちです。
「自分は意志が弱いのではないか」
「自分はやる気がない人間なのではないか」
しかし、考えていても埒があきません。自分を責めても、朝活が続くようにはならないのです。
自分の中身を変えるのではなく、まずは外的環境を変えて、それらを上手に利用していきましょう。
結びつく大事な要素です。
ぜひ、参考にしてみてください。
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