読書会での発表が上手い人はプレゼン能力が高い?
読書会は基本的には初対面の人の前で話をします。
少人数制もあれば、
この読書会における「人前で話す」という行動は、
自分の話す内容に関心を持ってもらったり、自分が紹介した本を「
この「伝える力」を持っている人は、
「伝える力」をアップさせるためには、
しっかりとした準備と心構えが必要です。
今回は「読書会開催歴3年」の私の経験から、「伝える力」
目次
1.読書会が始まる前に用意するもの2つ・・・「事実」と「意見」
発表することを求められた時、
ひとつめは客観的な事実です。
自身の体験談や本の内容そのもの、本の要約、
「〇〇と書いてあった」「△△と言われている」・・・等、
もうひとつは主観的な意見です。
「私はこう思う」「私はこう感じた」といった率直な感想から、「
「客観的な事実」を述べた後、「主観的な意見」
例えば「速読」に関する本をプレゼンするとしたら、
〈客観的な事実〉
この本には、「本を早く読むためにはまず目次をじっくり読め」
〈主観的な意見〉
ここからは私の意見ですが、
今まで目次を読み飛ばし本の「はじめに」
一方で、
いかがでしょう。
事実と意見、
では、
話者が事実と意見を分けて話すと、
すると、聞き手も自分の意見を思い浮かべやすくなります。
もし事実と意見をごちゃまぜに話してしまうと、
事実と意見を分けるのは、
事実と意見を分けることは、
仕事であろうが読書会であろうが、
その練習に、読書会はまさにうってつけです。
2.問題提起として質問を投げかけるー聞き手を惹きつける方法
聞き手を惹きつける最も簡単で効果的な方法は「質問」です。
質問は相手に投げかける、ダイレクトな行為です。
相手の頭にダイレクトに働きかけられれば、
質問を上手に使うと聞き手を自然に引き込む良質のプレゼンになり
仕事の場において一方的に話をする方は少なくありません。
相手から一方的な話をされてしまうといい気はしないものです。
注意が散漫になったり、別のことを考えがちです。
例えば商談で営業マンがしがちな一方的なセールストークはお客さ
一方的に情報を受け取ってしまったために頭の整理が追いつかず、
また、人は「押しつけがましい」と感じると自然に「
そうなってしまっては、セールストークもまったくの無駄ですね。
一生懸命話すのは大事なことですが、
聞き手も、表面上はにこにこして頷いてくれていても、内心は「
上手い営業マンは聞き手の反応を見ながら質問を上手に織り交ぜて
そうすることで聞き手を惹きつけ続けます。
「説得」ではなく「納得」を目指し契約をとるのです。
読書会では、この「質問を投げかける力」を養うことができます。
質問は基本的にはいつでも使えるテクニックです。
私はよく読書会で発表するときには、質問から始めます。
順繰りでいろんな人が本の紹介をしていく中で、
すると、聞き手は最初は驚いた顔をします。
しかし質問による問題提起は相手を「自分も考えよう」
そのようにして聞き手を巻き込むと発表後の質疑応答の展開が非常
例えば、「本の内容を身につけるには人に教えるのが一番良い」
他の参加者紹介者はまず本を出して聞き手に見せることから始めま
そうしてみなさんに聞いて回ります。
そしてその後、こう続けます。
「実は本は読むだけではダメで、
溜めて溜めて出した分、
文章にすると、
問題提起だけでなく適宜、
質の良い発表は質の良い問いから。
覚えておいて損はないと思います。
3.アウトプットは複数回!
「人に教えることが、一番身につく」というのは、
インプットよりアウトプット、
自分の考えを上手くまとめる練習をしたいのであれば、
伝え方を工夫する。
同じ内容のものを別の人にも説明してみる。
そうしていく中で著者の言葉がより理解できてくる。
だんだん板に着く・・・という感覚がわかってくると思います。
だいたい3回くらい同じ本を伝えるようにすると、
とはいっても読書会の中で同じ内容を話すことはあまりないでしょ
日にちを改めて、読書会に数回参加して、
その都度「今度はこう伝えてみよう」「
まとめ:読書会は自分の考えを伝える「練習」をする場所
仕事にもおいて、自分の意思を伝える「練習」
プレゼンや商談があるじゃないか、と思われた方、
自分の考えをある程度自由に伝えることが出来る読書会は、
読書会ほど手軽に発表できる場所はないと言っても過言ではありま
読書会は淡々と本の内容だけを話せばいいというものではありませ
そもそも内容だけを知りたければ、
わざわざ読書会に参加する必要はないはずです。
あなた以外の参加者はなぜ読書会に参加したのか、
それは本を内容以上のものを求めているからではないでしょうか。
本を通して、あなたの考え、あなたはどう思っているのか、
読書会ほど聞き手があなたに関心を持っていて、
せっかく読書会に参加するのであれば、「伝える」
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