読書会

読書会で紹介するビジネス書に悩んだ時は?失敗しない本選びのコツ

読書会でどんな本を紹介しようか迷う。。

ほとんどのビジネス系の読書会では、何かしら本を持ち寄って、紹介し合うスタイルで行っています。

自分の好きな本、感銘を受けた本、勉強になった本など、いろんな本のシェアし合うのはそれだけで刺激になったり、知識の幅が広がったりとメリットはたくさんあります。

基本的には会のテーマに沿ってさえいれば、どんなビジネス書を持ち込んで紹介してもOKなのですが、じゃあ実際にどんな本を持って行こうか考えてみると意外と迷うもの。

今回は読書会で紹介する本についてどの本が向いているのか考えてみたいと思います。

読書会に向いている本と向いていない本がある

読書会を主催して今までたくさんのビジネス書を紹介してきましたが、やっていて気づいたことは紹介して盛り上がる本と紹介しても盛り上がらない本があるということです。

もちろん話の仕方はいかようにもあると思うので、最終的には工夫をすれば、どんな本も紹介はできます。

しかしできるなら手間をそんなにかけず、紹介しやすく、しかもみんなが興味をもって、盛り上がれる本を選びたいもの。

以下に私が考える紹介しづらい本と紹介しやすい本のタイプを列挙します。

いまいち盛り上がらない紹介しづらい本

コツや小技などを集めた本

紹介しづらい本のトップバッターはいわゆるティップ(Tips)がまとめられた類の本です。

「〜するための50のこと」や「〜なるための20の方法」とタイトルづけられるものは基本的にこれらに属します。中谷彰宏氏、千田拓哉氏の著作にはこれらの傾向が強いように思います。

なぜこれらの本が紹介しづらいのか。

それは短時間ですべて紹介がしきれないからです。本自体の構造の問題なのですが、通常のビジネス書と違い全てが並列的に書かれているので、全体をまとめてどんな内容なのか話すのが難しく、かといってすべての項目を話すだけの時間がありません。

部分部分をかいつまんで話さざるをえず、全体像をなかなか理解してもらえないタイプの本です。

有名すぎるビジネス書または超ベストセラー

意外に思うかもしれませんが、基本的に名著、古典超ベストセラーと呼ばれるビジネス書も紹介しづらい本です。

内容も濃いものが多く、みんなの共感も得られやすいので、私も紹介してみたことがあるのですが、なかなか盛り上がらず紹介しづらいなぁと体感しています。

理由は主に2つあります。

1つは参加者みんながすでに知っている可能性があること。

読書会に参加する人の参加動機は本の幅を広げることです。つまり普段自分が読まない本を知りたいというニーズも満たすために参加しているのです。 そこでもし、あなたがある有名な名著を持ってきたらどうでしょうか?参加者はあぁ、知ってると話を真剣に聞かなくなってしまうのです。

もう1つは内容が一般的すぎるがゆえに話が展開しづらいことです。

俗に言うビジネスにおける名著、古典の類はどの時代にでも通用する本質を突いた本が多く、そのため、話が一般的になりがちで、参加者が質問しづらかったり、具体的なエピソードが出づらかったりすることがあります。

名著の性質上、仕方がありませんが、いいことを言っている「お道徳」の紹介になってしまって、体験談やマイストーリーが出ず、正直あまり面白くないのです。

有名すぎるがゆえに若干食傷気味にならざるをえないのはベストセラーの悲劇としか言いようがありませんが、話を盛り上げるためにもあまりにも有名どころは避けたほうが無難でしょう。

特定の業界の専門知識を要する本

これはいうまでもないでしょう。あまりに専門知識を要する本は紹介に向きません。

紹介のコツはざっくり全体を伝えること。あまりに専門分野を深掘りしすぎている本の紹介は、もはや紹介ではなく講義です。興味のない人もいるので、全く盛り上がりません。

盛り上がる確率が高い紹介しやすい本

書店のビジネス一般コーナーに平積みされている本

人は新しいものが好きです。書店に平積みされている本は新しいものが多く、かつ売れていて内容も良い良書が並ぶ確率が高いと考えられます。

参加者も書店に行く人がほとんどですので、何度も平積みコーナーを見ているはずです。ですから、「タイトルは知ってるけど、読んだことはない!」とあなたの本に興味をもってもらいやすい傾向があります。

ただし上記の通り、超ベストセラーやTipsを集めた本は避け、それ以外の本から選ぶといいでしょう。

誰も全く見向きもしない本

上記にて専門書は興味を持たれず盛り上がらないとと書きましたが、それはあくまで知識を必要とする本の話です。

そもそも誰向けに書かれたのかよくわからない誰も読まれなさそうなビジネス書というものが存在します。

誰も見向きもしない分、あなたがそれを紹介したならば、参加者はものすごい興味を示します。なぜその本を買ったの?とみんなが思う本は質問が出やすく、どんどん質問が展開していきます。

とは言っても読書会のためにもわざわざそのような本を探す必要はないと思います。もし本棚にあればそれを紹介しても良いでしょう。

最後に:読書会では、参加者は本ではなく本を紹介するあなたに興味がある

読書会の主催はある程度行ってきて、たくさんの人から本を紹介して頂きました。

司会をしているうちに「なぜ読書会にみんな参加するのだろう」という疑問が生まれてそれについて考え続けてきました。

もし読書会の参加動機が本の幅を広げるだけならば、わざわざ参加する必要はありません。Amazonのランキングや書店の普段行かないコーナーに行けば済む話です。ネットでレビューを見れば、本を読んだ感想も読めますし、最近では要約までつけてくれる人も出てきました。読書会に出てわざわざ時間をとってまで、することではありません。

しばらく考えているうちに 「きっと本の幅を広げたいというのは名目で本当は本を読む人と間近で話をしたいから参加するのではないか」 と考えるようになりました。

よくよく考えてみれば、職場や友達と本について語る機会はあまり多くないのではないでしょうか。

本を読む人たちの交流。読書会の意義はまさにそこにあると考えています。 ですから、選ぶ本がどんなにいい内容であろうと内容自体に興味を持つ人はさほど多くはありません。むしろ内容はイマイチでも(←失礼)本を通じてあなたはどういう人なのかがよくわかる本を持ってきた方が話は確実に盛り上がります。

  • 「私はこの本を読んでこんなことを思った」
  • 「本の書いてあることをやってみたらこうでした」
  • 「最近、本と似たエピソードを体験しました」

本の内容よりもあなたの体験談、感想、具体例もたくさん盛り込めるような、あなたというものがわかる本を持ってくるのが一番です。 ぜひ、あなたらしい本をお持ちになって下さい。

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