ただ本を読むだけじゃダメ!読書会に参加して行動に落とし込む仕組みを作ろう!
目次
読書会って一体何なの??
読書会(どくしょかい)とは集団で読書または読書に関するコミュニケーションを行うためのイベント、またはイベントを開催するグループのことを言います。今や各都道府県あちこちで平日の夜や休日の朝に開催されています。特に東京では突出して多くのイベントが行われておりたくさんの熱心な方が参加し、意見や情報交換が行われています。
どんな人が参加しているのか?
様々な年代層職業層に向けた会が行われており20代〜50代の男女、学生から経営者まで幅広くカバーしています。 会の規模も5人程度でカフェで行われる少人数制の読書会から数百人規模の大読書会まであります。 神田昌典氏が提唱運営している「READ FOR ACTION」や猫町倶楽部などが有名どころでしょう。 参加費も無料のところから数千円程度かかるものもあります。じっくり告知文を読み自分の合う読書会を探しましょう!
今の読書会は大きく分けて2種類ある!
実は読書会には2つの種類があります。 それは紹介型の読書会と課題図書型の読書会です。 それぞれ説明していきましょう。
気軽に本を紹介しあう紹介型読書会

読書はジャンルが偏りがち。みんなで本をシェアして幅を広げよう!
当日にみんなで集まり気に入った本や紹介したい本を持ってきて情報をシェアする読書会です。
扱う本も小説やエッセイといった文芸書からビジネス書まで様々。あらかじめテーマを決められている場合もあります。 5〜10人を1グループとして持ち時間5分〜10分程度その本の概要と感想を話します。
ズバリ会の目的は2つ。
1つ目は「読書の幅」を広げること。 みなさんの持ってくる本は自分が読まない本ばかり。その人が発表しているのを聞いて、自分も興味を持ち読みたくなったり、その人に話を聞いてみたりしたくなります。
2つ目は「読書する人たちと交流」すること。 会社や家の往復だけだとなかなか本の趣味が合わなかったり、そもそも本について話せないということがままあります。この読書会は本を読む前向きな人たちが参加しますから、交流する時間を多く持つ傾向にあります。ですから、いろんな人と交流したい本について語り合いたいという人はこの読書会が向いていると言えるでしょう。
この読書会の一番の魅力は何と言っても気軽さにあります。自分が今まで読み終わった本を持っていき、ざっくりと本の内容を話すだけですから準備がほぼ不要です。 とりあえず読書会がどんな雰囲気なのか出てみたいという人はまずこの種類の読書会に参加すると良いでしょう。
当日までに特定の本を読んで臨む課題図書型読書会

課題図書型の読書会は知識の偏りをなくし理解を深めます。
紹介型の読書会が「読書の幅を広げる」事が目的なら課題図書型は「本の理解を深める」事が目的の読書会です。
テーマとなる課題図書があらかじめ設定されており、それを当日までに読むか、もしくは最低でも目を通す必要があります。課題図書はこちらも文芸書からビジネス書まで様々あります。
中には、全部読まなくてもいいと銘打つものもありますが、基本的に紹介型よりも参加ハードルは高めになる傾向にあります。 5〜10人のグループディスカッションを通して感想や意見、または議題を通じて書籍の理解を深めていきます。
読書は通常1人で行う行為ですから、独りよがりになりがちです。それゆえ、本の著者の主張を曲げて捉えてしまったり、自分の理解以上に書籍を捉えられなかったりします。
しかし多人数との語り合いはその点をカバーしますから、書籍に関するより深い理解を得、さらに別視点で物事を取られられるようになります。 一読するだけでは気づかなかったポイントが話題に出るとハッとする事が多々あります。他の人の視点を聞くことで自分の中で別視点を持てるようになるのです。
そしてこの別視点を持つことはビジネス書の落とし込みに役に立ちます。ビジネス書は読んで終わりのレベルではあまり役には立ちません。行動のレベルにまで落とし込む必要があります。 グループやサークルでのディスカッションを通して、ここはやったことがある!とか、ここはそういうことだったのか!と気づく場面がいくつも出てきます。その度、自身の行動を反省し、本の内容と照らし合わせることで、新たな発見と行動のヒントが見えてきます。
準備が大変ですが、その分、会をやり終えたあとの心地よい疲れと充実感は何事にも替えられません。普段使わない頭を使って起こる独特の知的興奮は紹介型読書会にはない魅力といってよいでしょう。
読書会に参加してみよう!
では読書会に参加したいと思ったらどうしたらいいのでしょうか?以下のフローで進めていけば基本的には問題ありません。この申し込みの仕方についてもっと詳しく知りたい方は失敗しない朝活・読書会イベント選び5つのポイントをご参照ください。
- まず会の参加目的をはっきりさせる。
- 「読書会 ◯◯(場所)」で検索をする。
- 目当ての読書会がなければイベントポータルサイトで探す。
- 申し込みをする。
- 本の準備をする。
- 参加する!
最後に。継続して同じところに参加しよう!
読書会は継続して参加することで初めてその効力を発揮します。1日のイベントとして終わりにするのではなく何度も出る。それも同じところに継続して参加するとよりその感覚が早く訪れると思います。 よい読書会に巡り合うための参考にしていただければ幸いです。
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