朝活や勉強会、読書会などちょっと検索やfacebookなどで調べてみると、そう言った活動は思ったよりもたくさんあります。
平成19年度国民生活白書によると会社と家の往復以外で社外のそう言った活動に参加したことがある人は全体の約3割と意外と多いのです。 普段から幅広い人脈や友達や知り合いを持っておくだけで、入ってくる情報の質は大きく異なります。そういった前向きな友達が増えると生活にハリが出て何よりも楽しくなります。 会社に入ってしまうと、どうしても家と会社の往復になってしまいがち。
その時にぜひ活用していただきたいのが、朝活や読書会などの社外交流会です。 社外の交流会に出る人は前向きな意欲にあふれた人が多いので、そう言った人と交流すると成長を実感出来る機会が多く得られます。愚痴不平不満がほとんど出てきませんから、会社で話す会話の内容よりも生産的な話が多くなる傾向にあります。朝活に参加された方がもっといろんなところに積極的に参加したくなるのも頷けると思います。
とは言ってもそう言った交流会で人脈を作ることは簡単ではありません。朝活に参加した人の中には、なかなか友達が増えないという人も少なくないのです。 実は朝活・読書会で友達や人脈を増やすにはコツがあります。今回は社外交流会で友達が急増する3つのコツをお伝えします。
目次
1.朝活・読書会で友達をたくさん作ろうとしてはいけない!
まず、気をつけて欲しいことは、名刺交換マニアにならないことです。
名刺交換マニアとはあちこちの交流会に参加して名刺交換をばらまいたりfacebookの友達申請をする人のことをいいます。 朝活を主催していると、毎日のようにあちこちの会に参加しては1回こっきりで去っていく人が相当数見ます。もちろん別の目的、facebook友達数を多くしたい人であったり営業目的の人である場合は、その限りではありませんが、友達やしっかりした人脈を作ろうとする人はあちこちに行ってはいけません。
というのは名刺交換だけやSNSでのゆるいつながりには発展性がないのです。1回で人に自分を印象付けることはゼロに等しいほど難しい。その時はたとえ盛り上がっても1日、2日と過ごしていく中であなたがどれだけ魅力的であろうとほとんど忘れられます。しっかりとした深い信頼関係を築くには、繰り返し合うこと。何度も何度も話をして多くの場を共有することが、人脈作りのコツです。
したがって、あまり大人数の交流会(20人〜)規模の交流会は避けた方がいいでしょう。限られた時間内にたくさんの人が会話をしている騒音の中、それだけの人間関係を作るのはむずかしいと思います。何よりもそういう大規模な交流会に参加する人たち自体が多人数との浅いつながりを目的とした名刺交換マニアである可能性があります。
ですから、深い人間関係を築きたければ、少人数制(〜10人)で開催しているところがおすすめします。少人数制であれば、お互い落ち着いて話ができますし、目を見て話を進めることができます。いきなりたくさんの知り合いを作ろうとするのではなく、まずは仲良くなりたい1人を見つけることから始めてみましょう。
2.1回出てみて楽しかったら何度も同じところに通い自分の居場所にする
友達を増やしたかったら、あちこち参加するのではなく自分の場を作ることから始めます。
例えば朝活に参加して楽しければ、その場所を自分の居場所にします。つまり何度も同じ場所に定期的に通うつもりで参加したそこの主催者やリピーターと人間関係を作っていくのです。 朝活や読書会の雰囲気は主催者や参加者によって決まりますから、あなたがいいな、楽しいなと思ったということは、その人たちと気が合う可能性があります。
最初に参加したところがそういうところであればもう1回(できれば1週間以内)に参加してより深いコミュニケーションを図ります。プライベートの話や主催者にはなぜ交流会をやるに至ったのかそのストーリーを聴くのも良いでしょう。自分が参加者だからと自分の話しばかりするのではなく、自分から積極的に質問して聞き手に回ってみると周りの関係が一段グッと深まります。
人間関係を深めることにも若干のコツがあります。以下のことを気をつけるだけでもだいぶ変わってきます。
- 話している人に関心を向ける
- 笑顔を忘れない
- 名前を覚えて少なくとも3回は名前を呼ぶ
- 積極的に聴き手に回る
- その人がどこに関心があるか見抜く
- 心からほめる
同じ主催者の開催する会に何度も何度も、足を運ぶことで、その場の中の雰囲気に慣れ、信頼関係ができてきたなという実感が湧いてきます。場を共有している感覚を得ることができるのです。
それは、浅い人間関係から深い人間関係に段階が上がった証拠です。繰り返し会う中でお互いを見聞きし、信頼関係ができ始めるのです。 当然これでも知り合い以上の関係はできていると思いますが、次のステップまでいくと簡単には崩れないより深い人間関係になります。
3.その会の参加者と別の場所で会う
学校生活を思い出しいただくとわかると思いますが、学校で仲のいい友達と呼べる人とは必ず学校以外の場所で遊んだり家に招いたりしているはずです。逆に学校でしか話さない友達というのは人間関係が十分とは言い難いでしょう。言ってしまえば「場の共有」を複数持てば持つほど、その人との関係はより深いものになっているはずです。
それは大人になって社会人になってからも一緒です。もし会の主催者やリピーターの人ともっと仲良くしたいと思ったのなら、その交流会以外の場所に思い切って誘ってみます。別の勉強会にでるのもいいですし、遊びに行くのもいいですし夜にご飯を食べるのもいいと思います。人間関係がしっかりできた方なら断られることはまずありません。 もしかしたら向こうから誘ってくるかもしれません。そうしたら勇気を出して会ってみます。交流会以外の場所をその人と共有できれば、もはや他人とは呼べない特別な関係になります。
そこから人間関係は変わります。深い人脈は発展していきます。どんどんその人を中心に友達や知り合いを紹介してもらったり、会う機会が増えていきます。最初は1~2人しか仲良くなれなくても、その人との関係性が深くなれば、人脈は大きく広がります。少し前までは全く社外に友達がいないという人でも難なく友達を増やすことができるのです。
注意!しつこく勧誘行為、営業行為する人に気をつけよう
ただ一点、心に留めてほしいことがあります。
朝活や勉強会などの交流会にはかなりの割合で勧誘・営業目的で参加する人がいます。人々が交流する場所にはそういう人がいることも忘れずにしてください。とは言ってもビグビク恐れる必要などありません。
そういう人ははっきりとした傾向があります。 まず初対面で連絡先を交換した後にすぐにお茶に誘ったり、セミナーに誘う人は要注意です。もちろん全員ではないでしょうが、深い人間関係を築く前に次のアポを取ろうとする人はそもそもそのアポを目的に交流会に参加している可能性があります。そういう人にははっきり「遠慮します」と伝えれば大丈夫です。 きちんとノーという勇気を持つことも友達作りには必要だということも覚えておきましょう。
さぁ、朝活や勉強会に一歩を踏み出そう
コツさえ使んでしまえば、社外の交流は一気に増えます。
それは本当に楽しいことですし、今まで感じてきた閉塞感から解放されるのを実感することができます。 1回朝活や読書会に参加してみたけど、結局友達なんかできないとわかってやめてしまった人に度々会うことがあります。 それを聞くたびに本当にもったいないと思います。そのあと、継続的に何度も何度も同じところに参加し続けるだけで友達は一気に増えるのにと思うからです。
社外の交流会に最初の一歩を踏み出すことは大変勇気のいることですが、是非チャレンジしていただけたら幸いです。
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